つい基地

長い文章を書くための場所です。うそも本当もあるので話半分で読んでください。

友達がいないこと

私には友達がいません。


こう言うと、大体の人は「そんなはずないだろう」と思うことでしょう。私自身も、顔を合わせた友人に「友達がいないんだよね」と言われると「私は友達じゃないのか〜い」と返しそうになります。
そういう時って大概は、友達のことを忘れちゃうくらい落ち込んでるだけだから、言われてもあんまり気にしない方がいいのですが。
それはともかく。

私には友達がいません。本当に。

この時、友達を「電話などで気軽に相談できる人」とする。します。今回はこの前提で書いていきますからね。

この場合だと、私は生まれてから一度も友達がいないことになります。本当の本当に。

四半世紀生きてきて友達の1つも作れないのかといった感じですが、小学生の頃からグループに対する疎外感があったので、多分元々ひとりぼっちの気質があるんだろうなと思います。実際、ひとりぼっちは割と好きです。人の顔色を気にしがちなので、人といないと気楽に気ままに人生を過ごせるという利点は確かにあります。


でも、友達がいないことで時々めちゃくちゃ辛くなるときもあります。それはたとえばインターネットでつらい体験をした人の記事を読んだときだったりします。
記事は、とてもつらい目にあって、苦しくて死にそうになっていました、という出だしで始まります。
私は読みながら、大変な事態、あるいは時代だなと考えます。
さてどうなる、といったところで、記事はこう続きます。
「友達に相談したら、『そんなのおかしいよ』って言ってくれて、やっと目が覚めました」
えっ。

書き手には相談できる友達がいました。その人の助言で、彼(彼女)は死の縁から脱して生き残ります。
しかし、私はもうこの辺りで完全に置いてきぼりをくらっています。つらいことを言える友達がいるのって、もしかしたら当たり前なのかな、と思い始めます。
それから、「もし自分が似たようなつらい目にあったら、誰にも言えなくて目が覚めないまま苦しくて死ぬんだろうな」と考えます。
バッドエンドですね。ウケます。


と、ここまで書いてみましたが、本当のところは私にもよくわかっています。
こちらから電話をしたり、細かく連絡を取れば相談に乗ってくれる人は多分、きっといること。ただ、私がそれを自分からしないから、だから友達がいないだけだということ。
(本当にひとりもいなかったら、逆に笑えるのでそれはそれでオッケーです)

ここからは言い訳ですが、私は人と文章のやり取りをしたり電話をしようとすると拒否反応がでることがあります。具体的にはおなかが痛くなったり汗をかいたりします。
適当にやれればいいのですが、本当に適当にやると大体後で後悔することになります。
後悔を何度か経験したため、「失敗したらどうしよう」という緊張が生まれて、中々手が動かないのです。

しかし、こういうのは慣れ、とのことなので、もっとちゃんと自分からコミットしていかないといけませんね。筆不精とか言ってないで、早く丁寧に対応していかないといけないでしょう。

前述の通り、私はひとりぼっちが好きです。
だけど本当は、人といるのもめちゃくちゃ好きなのです。これも本当です。


また頑張ることがひとつ増えました。この手のは治りが遅いので、2年くらいでなんとかなるよう努めていきます。よろしくお願いします。



そういえば最近は、新しい趣味のようなものを始めました。目に見える効果があって、とても楽しいです。いつかブログに書いてみようと思います。



おわり